家庭菜園 バクチャー使用

自然派 きくち村

2019年06月20日 11:20

家庭菜園はじめました。

それも無施肥・無農薬・不耕起で、バクチャーソイルとバクチャー植物を使った農法で育てます。



きゅうりの花が今日咲きました。いきいき元気に育ってます。



ミニトマトも順調です。

バクチャーは肥料でも菌でもなくバクチャーに触れることでそこの土着菌のバランスが整い微生物の力が活性化し化学物質や肥毒層を分解してくれる画期的な資材なんです。



上の写真はバクチャーを使ったスイスチャードの成分表ですが、下の黒い数値は今まで検査したお野菜の平均値です。

この表で注目するのが抗酸化力と硝酸イオンです。

抗酸化力は体内に発生した活性酸素を消去し、体の老化をくいとめる働きをします。

僕達は呼吸をして酸素を体に取り入れ、体の中で栄養と結びついてエネルギーを作り出しますが、

酸素の2%は活性酸素になるそうです。

活性酸素は体に入った病原菌と戦う防衛機能の働きをする生命活動を維持する重要なものですが、

酸化還元バランスが崩れると体を酸化させます。これが老化の原因や病気の原因になります。

この酸化を防ぐのが『抗酸化力』です。

肥料を沢山撒くと硝酸態窒素数値が高くなります。

硝酸態窒素が体内で毒性の強い亜硝酸Naとなり、蛋白質・アミノ酸と結合しさらに強力な発がん性を持つニトロアミンを形成するといいます。

また、硝酸態窒素は血液中でヘモグロビンと結合し中毒(酸素欠乏症)を引き起こすといいます。米国で高濃度のホウレンソウの裏ごしを赤ちゃんの離乳食として与えたところ、真青になって亡くなったという事故が報告されています。

WHOの見解は成人(体重60kg)の1日当たり摂取限界を300mg以下としています。健康のため葉菜を1日200g、人によっては300g摂取するのがよいと言います。葉菜の硝酸イオン濃度が4,000mg/kgでも、200g食べると800mg摂取することになります。同じ濃度で100gでも葉菜を食べると、400mg摂取となり摂取限界を超えてしまいます。野菜に含まれる硝酸イオンは1,000mg/kg以下が望まれます。

今後きくち村ではこのような成分表を畑ブランドとして生産者とともに紹介していければと思います。




関連記事